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アニメを中心に映像作品全般の感想・雑記

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秒速5センチメートル

秒速5センチメートル 特別限定生産版 DVD-BOX 秒速5センチメートル 特別限定生産版 DVD-BOX
水橋研二、近藤好美 他 (2007/07/19)
コミックス・ウェーブ・フィルム
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新海誠監督の劇場映画第二作目になる本作
秒速5センチメートル
微妙にネタバレありの感想です。

公開前の第一話だけの先行配信版を見た段階では
新海監督の乙女チックなセンスがそろそろ鼻についてきたことと
根暗な中学生の初恋が大雪によるダイアの遅れというトラブルを
ただ耐えて待つことでたやすく成就してしまったために早々に興味を失った。

これが早計だったと気づいたのは
最近発売されたDVDで第二話と第三話を見た後。(やっぱり見て良かった。)
映像に関してはもう言うまでもなく美しいの一言でこれだけで買う価値があったと思える。
キャラの作画も前作より安定し描線が美しくなった。
語るべきはストーリーなんだと思う。
とりあえず率直に思ったのは

貴樹成長してねえ・・・

見てるこちらとしては何故こんなにも想い続けてるのに会いに行かないんだ?
という当然の疑問を抱くわけですが、一方で
あの桜の木の下で初恋が成就してしまったことで
逆にそこからもう一歩踏み出して歩み続けるのが怖くなったのは分かる。
前に進めないまま月日だけが過ぎていき、次第に疎遠になっていったことも。
あのとき明里が手紙を渡せなかったのも同じような理由だろう。

そう。彼と彼女は秒速5センチメートルで歩いていた。
もし貴樹の引っ越しがなかったら、あのとき急いで逢いにいってなければ、
二人はあるいは同じ速度で歩き続け、いつか同じところにたどり着いたのかもしれない。

早すぎたんだ!腐ってやが(ry

そして貴樹は手の届かない「何か」を求めて秒速5センチで歩き続ける。
やがて第三話で明里の近況が明かされ、貴樹だけが取り残されてしまう。
見てるこちらもなんだか取り残されてしまったようなやるせなさを感じざるを得なかった。
二人の速度はもう全く違っていた。
それでもラストシーンの、二人が当時の想い出を振り返る瞬間だけは永遠に変わらず
そこに止まり続けるのだろうと、思えたところで
先行放送時は大して良いとも感じなかった第一話の価値が逆転した。

想い出って眩しい・・・('A`)

山崎まさよしの「One more time, One more chance」がその思いに拍車をかける。
なんというコラボ。新海監督のPVは素晴らしい。

誰もが持っている初恋の想い出ををチクチクと針で刺されているかのような
そんな不安で切ない気持ちにさせる作品だった。

ただエンターテイメントとしては、結末に不満が残る人も多々いる事だろうと思う。
現実ではありがちな、夢のない結末なだけに。
でもこの作品は一見淡々とした現実を描いたように見えて
実は二人の男女が時間も空間も超えて永遠に止まり続ける想いを共有した、
ある意味ファンタジックな希望を宿した作品でもあるってことを
最後に言い添えておきたい。

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テーマ:新海誠関連 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2007/07/27(金) 11:23:01|
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